ソロモンの偽証前後編 観客と傍聴席の関係

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「ソロモンの偽証」前編、後編を一気に観てきました!

映画館で2作を一気に観ましたが、4時間楽しませてもらいました。というよりも一気に観たからこそより楽しめたようにも思えます。

後編は公開したばかりというのとストーリーがとてもよくできているのでストーリーに関してはあまり触れずに感想でも書いてみようかなと思います。

ソロモンの偽証は原作を読まずに映画を観ました。ある事件に関して生徒が行う学校裁判ということで自分は学校の教室で生徒がこそこそ裁判をするというものかと思っていたのですが、その予想は大きく裏切られ体育館を貸し切って大々的に行うことに。そこまでの道筋も生徒、大人の様々な思惑が重なり合い進むので良くできていてました。

そして前編では伏線が貼り終わった上でラストいくつかの驚愕の事実が明かされて終わります。個人的にはこの時点で前編、後編両方チケット買って良かったと思いました。ここで帰ったら絶対に来ることになると思ったので。

そして、前編が終わって予告の際の映像で気になったのが、

傍聴席になんで無関係な保護者がたくさんいるのだろう?

基本的に事件に関係する保護者はあまり多くないです。

しかし、後編予告の映像では体育館いっぱいに保護者が座っているこれはどうなんだろう?

と思いつつそのまま後半の劇場へ

 

そして後半・・・こんなに手に汗握る映画は久しぶりでした!

その緊迫感を出している一因が傍聴席にいる無関係な保護者であってこんな演出方法があったのかと感心しました。

前編で貼った伏線が回収され伏せられていた事実が明らかになるごとに傍聴席にいる保護者がどよめき、観ている人が思ったり考えたりしていることを傍聴席にいる名前すらないキャラクターが野次という形で言葉にする。

これが本当に観ている人たちと心情が合致して面白かったです。

また、傍聴席にいる保護者と観客がほとんど同じ立ち位置にいることでこの学級裁判なんていうありえない設定にのめり込ませる一種の装置になっていました。

 

裁判の最終日以外にもいくつかの事件が解決して間延びしない飽きさせない構成になっています。

おそらく、ここ数年の邦画で一番出来が良いのではと思う作品でした。

 

前後編で4時間の大作ですが、お時間のある方は是非!

http://solomon-movie.jp

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