振り込め犯罪結社とベネッセの事件から読むこれからの詐欺

振り込め犯罪結社とベネッセ個人情報流出から読むこれからの詐欺

 

ベネッセ個人情報流出は2000万件超の情報が流出が確認されましたが、2000万件の1件をどうカウントしているのかわからないので実際に何人の個人情報が流出したのかがわかりません。

1件が1人なら2000万件超で済むのですが、1世帯の情報を1件とカウントしているなら5000万人以上の情報が流出したかもしれません。

1件が1人なら2000万人の個人情報流出と報道されると思うので1世帯が1件で5000万人以上が流出したのではと私は考えています。国民の半数の個人情報が流出したことになります。

それだけの情報をベネッセが保持していたということもすごいと思いますが・・・

 

さて、鈴木大介著の振り込め犯罪結社を読んでいるのですが、このように個人情報が大量に出回った結果詐欺の被害が増えることが予想されます。そのため、今回の個人情報流出から増加するであろう詐欺について書いてみます。

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劇場型おれおれ詐欺の増加

おれおれ詐欺はみなさんご存じだと思います。

電話をかけて「おれおれ」とあたかも子どもであるかも装って指定の口座に振り込ませる犯罪です。

しかし、今の詐欺は「おれおれ」とは言いません。

名簿で祖父母、両親、子どもの生年月日とものによっては勤務先まで調べてある名簿が出回っています。

それを見ながら詐欺業者は

「~~だけど」と子どもの名前をかたって電話をします。この子ども役は確認される前にすぐに電話を変わってしまい、車両事故を起こした設定ならその事故を起こした相手役や警察役、痴漢をした設定なら鉄道警察役の人間が出てすぐに指定口座に振り込むように指示をします。

これだけですと、名前をかたるだけでそんな詐欺には引っ掛からないと思われるかもしれませんが、今の劇場型詐欺は設定がよくできています。

振り込め犯罪結社よりその一部を書いてみます。これは交通事故の設定で行われる振り込め詐欺です。

 

「斎藤文子さんでしょうか?」

名簿で名前がわかっているのでいきなり本名で確認をします

 

「こちらは警視庁の池袋警察交通課の金谷と申します。」

ちゃんと名乗る。すでに警察を名乗る詐欺の歩道がされているために「警察です」では効力がない。

 

「実は斎藤孝雄さんが本日午前11時30分ころに、池袋4丁目で自動車の人身事故を起こしてしまいまして」

これもリアリティのあるところ。当事者の指名、時間、事故現場まで性格に言う。

 

「相手の方がご老人(または妊婦など社会的弱者)でして、かなりの重症を負って池袋東病院に搬送されておられます。」

相手が社会的弱者であることでプレッシャーをかける。搬送病院なども具体的。

 

「いえ、命には別条がないのですが、落ち着いて話を聞いていただけますか。」

一度安心させるが、「そもそも落ち着いて聴ける内容ではない」ことを強調。安心と不安の揺さぶりをかける。

 

という風に始まりその架空の弁護士事務所に電話をさせて示談金を振り込ませるというのが手口です。

詳しくは振り込め犯罪結社を参照ください。

 

このように、名前をかたり、名簿に載っている人物の起こしそうな事故、事件(自動車、痴漢)あり得そうな場所(自宅、勤務先の近く)を設定して何十人もかけています。

そのうち一人でも当たればよいのですから誰かしらは引っ掛かります。

これが今の「おれおれ詐欺」です。

 

ベネッセで流出した個人情報は名前、住所、性別、電話番号、生年月日とのことなので上記の詐欺が十二分にできます。

いきなり、子どもや知り合いから事故、事件の電話があっても落ち着いて(これが一番難しいですが)電話がきれた後に確認の電話をしましょう。

 

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