ニコニコ動画の広告で「偽Adobe Flash Player」へ誘導することがありました。
大手のウェブサービスでも危険なサイトへ誘導されてしまうことが今後もあり得ます。
下のリンクで詳しく掲載されてしますが、ニコニコ動画の偽Flash広告についてです。

ニコニコ動画のニセFlashPlayer広告の原因はマイクロアド、悪質マルウェア配布の手口はこうなっている
「このページは表示できません! Flash Playerの最新バージョンへのアップデート!」というようにしてあたかもFlashPlayerを更新しなければならないかのように見せかけて、まったく関係のない悪質なソフトウェア(マルウェア)をインストールさせようとする広告が6月19日(木)からニコニコ動画で表示されるようにな...
「このページは表示できません!Flash Playerの最新バージョンへのアップデート!」というあたかもFlash Playerを更新しなければならないように見せかけて関係のない悪質なウイルスをインストールさせようとする広告がニコニコ動画で表示されることがありました。
広告ネットワークからの広告での配信に悪意のある改変がされてしまい、このような表示がされるようになったとのことです。現在は広告を通信遮断しているとのことでこれ以上被害が拡大することはないと思われます。
しかし、このような手段でのウイルス感染は今後増えると思うので、今回の手口と対策を解説してみます。
サイトを見ているとこのようなポップアップが表示されます。右上の「☓」ではなく「OK」を押すと
このように本物とそっくりのAdobe Flash Playerの偽物サイトへ飛ばされます。
ただ、偽物サイトは日本語の翻訳がおかしいので一部表記がおかしいです。偽物のサイトは日本語がおかしいことが多いのでそこが見分ける一つのポイントになります。
ここで今すぐダウンロードを押してしまうと、このようにインストール画面が出てきてこのまま進めてしまうとウイルスソフトをインストールすることになってしまいます。
今後の対策
- 変なポップアップに関しては「OK」を押さないで右上の「☓」をクリック。
- 何かをインストールするときはそのサイトにおかしいところ(日本語の表記など)がないか確認する。
- 怪しいと思ったら広告などのリンクからではなく直接インストールするソフトを提供するサイトへ向かう。
ウェブサービスの広告はウェブサービス会社とは別の会社が行っており、今のウェブサービスはいくつもの会社が絡んでウェブページが作っています。
今後もこういった事件は増えると思われるので注意しましょう!